陸上自衛隊の迫撃砲弾が誤着弾した場所はどこ?滋賀県饗庭野演習場の場外、国道に直撃し一般車両に被害

陸上自衛隊の迫撃砲弾が誤着弾した場所はどこ?滋賀県饗庭野演習場の場外、国道に直撃し一般車両に被害

本日14日、陸上自衛隊の演習中に迫撃砲の弾が落ちた可能性があると報じられました。

けが人は現在確認されていませんが、一般車両が損壊した情報も出ています。

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陸自の迫撃砲の弾はどこに落ちたのか

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本日14日の午後1時半ごろ、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で迫撃砲などの射撃訓練中に発射された砲弾が、想定の軌道からそれ、演習区域の外に誤って着弾する事態となりました。

砲弾が落ちたのは駐屯地のそばの国道303号近くです。

国道303号は岐阜県岐阜市から福井県三方上中郡若狭町に至る一般国道。

滋賀県高島市今津町弘川から福井県三方上中郡若狭町三宅にかけては交通量が比較的多く、京都・大津方面から小浜方面への主要ルートのひとつとなっております。

演習場にほど近い、北側の国道303号に落ちたものとみられています。

砲弾の被害について

演習場では12~25日にかけて訓練が行われており、本日は81ミリ迫撃砲の射撃が行われていたそうです。

対戦車誘導弾、迫撃砲、砲弾、まだ何が着弾したのかについては捜査を進めていると言いますが、迫撃砲の可能性が高いと報じられていました。

現在、陸上自衛隊で使われているのは「L16 81mm 迫撃砲」と呼ばれるもの。

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地面に固定された火砲で、高い射角から砲弾は大きく湾曲した曲射弾道を描きます。

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この図の(3)が迫撃砲にあたります。

射程調整は、発射薬の増減と砲身の仰角で行うといわれており、今回、演習場の場外に着弾してしまったのは、この点に問題があったのではないでしょうか。

岩屋防衛大臣が会見

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この迫撃砲弾が演習場外に着弾した件をうけて、岩屋毅防衛大臣が会見を行いました。

原因が判明するまでの間、81ミリ迫撃砲の使用は全国的に中止する」と発表しています。

岩屋防衛大臣

「訓練中にこのような事案が発生したことは誠に申し訳なく思っています。事故対応をしっかり行っていくと同時に、このような事案が今後、発生しないように再発防止に努める」

「けが人がいらっしゃらなかったことは、ある意味偶然。もしそこに人がおられたら大きな被害につながる恐れがあったと深刻に受け止めなければならない。原因を究明して、安全・防止のための対策を徹底したい」

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ネットの声

状況確認中

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砲弾が国道303号のアスファルトに着弾したことで、その破片が路肩に駐車していた乗用車にあたり、窓ガラス、窓枠が割れたということです。

こちらの動画では車の被害がどのようなものだったか説明されています。

基本的に、演習場には安全域が設けられており、着弾地点はその内側に限定されます。

なぜ、演習場外へ飛んでしまったのか、現在、陸上自衛隊はその原因を調べるとともに、81mm迫撃砲の使用を見合わせる方向とのことです。

滋賀県饗庭野演習場では2015年にも流れ弾が住宅に着弾した事故が起きています。

標的の設定ミスで起こったという調査結果でしたが、付近の住民は本当に恐ろしい思いをするはずなので再発防止を徹底してほしいですね…。

原因は人為的なミスだった

現在、車に被害を与えた砲弾の他に2発の砲弾も見つかっていません

事故後につまみを調節して方向を修正したところ、目標としていた地点に着弾したとの事で、最初の設定を間違えた事からこのような事故に繋がったとみられています。

3発は本来の標的の方向から22.5度北にずれて飛んでいたということで、システム的なミスではないようです。

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