知人男性の頭を殴り死亡させた疑いで山本宏和容疑者が逮捕されました。
友人の頭を殴る機会ってありますか?
私はありません。
どうやら酒癖が悪かったようで、よく同じアパートの別の部屋を自室と間違えて入ろうとする事もあったのだとか。
事件を聞いて近隣の人はかなりゾッとしたのではないでしょうか…。
事件の概要
引用:FNN
「久しぶり」
という捜査員が部屋を訪れ、出てきた山本容疑者は
「逮捕?」
と捜査員に聞くようなやり取りがあります。
東京都大田区西蒲田で2018年9月に酒に酔った勢いで知人男性を殴り死亡させた疑いで無職の山本宏和容疑者が逮捕されました。
容疑は傷害致死です。
被害者は61歳の無職、藤井厚さんで、死因は急性硬膜下血腫だったとの事です。
10月6日、搬送先の病院で多臓器不全で死亡しました。
犯行の経緯は、2人は友人で、事件当日は午前中から山本容疑者宅で酒を飲んでいたそうです。
その後、別の友人と近所の飲食店で酒を飲む事になったため、出かけようとしたところ藤井さんは寝ており、連れて行こうとしたものの起きないから殴ったと供述しています。
別の知人には「寝ていて起きないのでブチキレてぶん殴った」と話していたそうです。
その後、部屋に戻り「知り合いが死にそう」と119番通報。
取り調べに対し「酒を飲んで酔っ払っていたので覚えていない」と容疑を否認しています。
山本宏和について
読み方:やまもとひろかず
年齢:44歳
住所:東京都大田区西蒲田
職業:無職
連行される時に笑顔を見せています。
恐らく、自分が悪い事をしたという罪の意識は限りなく低いのではないでしょうか。
同じアパートに住む人からは夜中によく騒いでいる声が聞こえて、酔っぱらっている姿がよく見かけられていたそうです。
酔っぱらうと部屋を間違えて他人の部屋を開けようとしたり、ピンポンを鳴らしたりしていたそうです。
また、酒を飲んで警察沙汰になる事も多かったといいます。
藤井厚について
読み方:ふじいあつし
年齢:61歳
住所:東京都大田区中央
職業:無職
急性硬膜下血腫とは頭部に強い衝撃を受け脳挫傷が起こり、周辺の血管が損傷する事で出血し硬膜下に溜まってしまうもので、受傷後すぐに意識障害などの症状があります。
生命維持に不可欠な2臓器が正常に機能しなくなった場合、多臓器不全となります。
殴られたショックが強かったのか、手術の影響だったかはわかりませんが、加害者が覚えていないという中で死亡したのは無念だったと思います。
ネットの声
覚えてなけりゃ何をしても良いのかと。
最近この手の事件が多すぎる!
政府も警察も何も対策しないのはおかしいだろう。
なぜ酒の値段あげないのか疑問。
なぜ厳罰化しないのか疑問。
こういうことが続いたからといってお酒そのものに規制が入るようになってはいけないと思うのです。もしそういう方向に向かってしまったとしたら、この件に限らずそういうやり方こそが今の日本から元気を奪っていると思います。お酒に限らず様々な事でそういう方向に世の中が息苦しくなっていっているのを特にネットが普及してから強く感じていますので。
べつに酔っ払いを擁護するわけではありません。自分は祝い事以外でお酒は嗜みませんし、酔っ払いは臭い(メンドクサイ・吐く息がくさい)ので嫌いですから、当人には厳罰で臨んでいただいて結構です。酒は呑んでも呑まれるな。昔の人は好い事を言ってます。
暴力をなんとも思わない人は、本当に嫌いだわ。
大田区の中では蒲田周辺だけ暗黒街。
異国の無法地帯みたい。
まとめ
お酒に関して問題視する方が多かったように思います。
刑法では精神障害で物事の是非、善悪を弁別する能力がない場合、また、前記能力が減退している心神耗弱のときには刑が減軽されます。
そのため、犯罪行為をした時点で責任能力があったかどうかにより犯罪になるかが決まります。
ずいぶんと前から健常者がお酒や薬物などにより心神喪失や心神耗弱となり、その場合の犯罪が処罰されるか、また減刑されるかについては長く議論されてきました。
酔っているからといって、行為が正当化されるものではありません。
また、それが免罪符になるわけがありません。
山本宏和容疑者は自身が酒を飲む事で粗暴になるという事を理解していたと思われます。
しかし、殺人の動機が薄く、友人で普段から一緒に酒を飲んでいた仲だったといいます。
今回は警察も責任能力はあるものの殺意がないと判断しているからこその傷害致死罪での逮捕だったのではないでしょうか。
これからの時期、お酒を飲む量が増える方も多いと思います。
くれぐれも飲み過ぎないようご自愛くださいね。