7日午後に7歳の小学生男児がひき逃げされた事件で、犯人の吉田信介容疑者が逮捕されました。
事件の概要
事件が発生したのは12月7日午後4時半過ぎ。
埼玉県狭山市堀兼の交差点で横断歩道を渡っていた7歳の小学生が白い乗用車にはねられました。
男の子は7mも飛ばされ、頭を打ち、頭の骨を折った事で一時意識不明となりましたが、現在は意識が戻っているようです。
車は事故を起こした後、逃走。
また、事故当時、パトロール中の警察官2人が事故を目撃したといいますが、追跡するも取り逃す結果となっていました。
捜査を進めた結果、警察は吉田信介容疑者をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
8日午前8時頃、妻と一緒に警察へ出頭した事がきっかけで逮捕に至ったようです。
吉田信介について
顔画像はまだ報道されていません。
もし確認できましたらこちらに追記致します。
読み方:よしだしんすけ
年齢:40歳
住所:埼玉県朝霞市膝折町
職業:会社員
妻と一緒に出頭したという事で、結婚はしていたようです。
また、年齢的にも子どもがいる可能性もあると思います。
吉田信介容疑者は「無免許で事故を起こし逃げたことは間違いない」と容疑を認めています。
事故現場は?
報道の映像からこちらの「堀北神社(北)」の交差点が事故現場であると思われます。
非常に見通しのいい交差点ですよね。
事故当時は夕方という事もあり、交通量が多かったのかもしれません。
また、7メートル飛ばされた事などを考慮すると右折する際の事故の可能性が高いです。
警察官がその場にいた事もあり、免許を所持していない不安から急いでいた事もあったのでしょうか。
無免許運転でひき逃げをした
吉田信介容疑者は男の子をはねた際、無免許運転をしていたという事です。
事故当時に所持していない無免許運転であれば供述するとは思えませんので、おそらく何かが原因で免停などになっていたのではないでしょうか。
無免許運転が発覚するのを恐れた事が、ひき逃げをした動機だったと思われます。
無免許運転の罰則は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となります。
気が動転して逃げてしまったのかもしれませんが、その場に警察官がいたので適切な処置ができただけであって、もし救助の時間が少しでも遅れていれば命を落とす危険もありました。
非常に悪質な事件であるといえるでしょう。
道交法違反、無免許過失傷害の罰則
吉田容疑者は道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)で逮捕されています。
ひき逃げの定義は人を轢いた際にすぐに被害者の救護や道路の安全を確保しなかったことを指します。
道路交通法で定める救護義務違反や危険防止措置義務違反となり、10年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
無免許運転の場合、無保険であったり、補償が不十分のケースが多く、前科がなくても懲役刑に比較的なりやすいといわれています。
本来であれば過失運転致死傷が適用されるのですが、今回は無免許という事で、無免許過失傷害が適用されています。
過失運転致死傷は7年以下の懲役、もしくは禁錮又は100万円以下の罰金となります。
無免許運転だと加重され、10年以下の懲役になります。
もし自動車保険に入っていれば無免許でも相手方への補償は保険適用となる場合が多いです。
被害者が泣き寝入りしてしまう事態だけは避けられると良いのですが、無免許だったという事で保険に加入しているかが心配ですね…。
ネットの声
妻に相談する前に子供の救助が先。
緊急を要する相談であれば電話で済む。
子供の命が助かったのは運がよかった。
妻は離婚を考えたほうがいいかも。
犯人は会社員… 何処の会社だまったく!
無免許ひき逃げは、いい加減道交法の
適応外で殺人、殺人未遂を適応すれば
この様な事故(事件)も減ると思う。
飲酒だったかもしれないし、なによりすぐ救護すれば助かったかもしれない、というケースもあるから。
だからひき逃げ犯は、自ら出頭してきたとて、事故当時飲酒していなくても、飲酒事故でその場で逮捕されるよりも重い罪にすべき(当然出頭してこないで逮捕された奴はそれより重く)
簡単にできることと思うけど。
きちんとした罰則を。
出頭させた妻が良識ある方だったのだけが救い。
但し、出頭した分の刑罰軽減は無しで。
被害者は意識戻っているようだけど、後遺症とか残らず回復する事を願うばかり。
車を売る時や車検の時に免許証のチェックするとか、免許証がないと車のエンジンが起動しないシステムとか。
まとめ
無免許でさらにひき逃げ、非常に悪質な事件の内容ですね。
帰宅後、奥さんに相談して出頭を勧められたのかもしれませんね。
奥さんが常識のある人であった事が不幸中の幸いでした。
また、男の子は意識が回復したようで本当に良かったですね。
その場に警察がいたからこそ適切な対応により命が救われたと思いますが、本当に一歩間違えれば亡くなっていてもおかしくない状況だったと思います。
吉田信介容疑者は取り調べに対し「ニュースを見て、いてもたってもいられなくなった」と供述しているそうですが、起こした事件の悪質さは許されるものではなく、しっかりと罪を償ってほしいと思います。