「カワハギ」と間違えて猛毒を持つ「ソウシハギ」を売っていたスーパーはどこ?購入者「食べたが元気」【三重県大台町味彩館キッチン海ものがたり】

「カワハギ」と間違えて猛毒を持つ「ソウシハギ」を売っていたスーパーはどこ?購入者「食べたが元気」【三重県大台町味彩館キッチン海ものがたり】

12日、三重県大台町のスーパーマーケットで「カワハギ」と「ソウシハギ」が間違えて販売された可能性がある事が判明しました。

ソウシハギは内蔵に猛毒を持つ魚で、フグ毒の数十倍の毒が含まれていて、毒を食べると麻痺や呼吸困難などを引き起こし死亡する恐れもあります。

一体、どこのスーパーでどのような経緯で販売される事になったのでしょうか。

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販売したのは「味彩館キッチン海ものがたり」

伊勢新聞によると、今回「ソウシハギ」を販売していたスーパーは三重県大台町栃原の「味彩館キッチン海ものがたり」ということです。

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三重県は11日、大台町栃原の魚屋「味彩館キッチン海ものがたり」が誤って有毒魚のソウシハギの疑いのある魚を「カワハギ」として販売したと発表した。食中毒を引き起こす恐れがあるため購入者に食べないように呼び掛けている。

県によると、店は松阪市の市場からカワハギとして魚3匹を入荷。同日午前10時―午後2時まで、客2人に毒が蓄積される肝と一緒に1匹ずつ販売した。ソウシハギの疑いがあると不安になり、午後4時ごろに松阪保健所に連絡した。購入者2人のうち1人には連絡が付いたという。

ソウシハギはカワハギ科の魚で、体に黒色斑と淡青色の波状紋がある。内臓に「パリトキシン様毒」を持つ。パリトキシン様毒は食後半日―1日で激しい筋肉痛や呼吸困難を引き起こす。パリトキシン様毒を持つ他の魚では他県で死亡事例もある。

引用:伊勢新聞

松阪市にある市場ということで、三重県地方卸売市場ではないかと思われます。

購入者2人の内1人と連絡がとれていないという事で心配ですよね…。

肝付きのカワハギは肝和えや肝醤油で食べる事も多いので、もしかしたら口にしてしまう可能性もありますね。

沖縄ではソウシハギは食用として食べられていて、調理するにあたり特別な資格や免許は必要ありません。

しかし、一般的にソウシハギは食べないようにと注意されている事が多いので、多くの人は食べれないというイメージを持っているかと思います。

もしくは、ソウシハギ自体知らない、毒がある事も認知していない事が多いのではないでしょうか。

そのため、販売するにあたっても肝を一緒に売らない、注意をする事が必要になると思います。

今回、切り身に肝をつけて販売してしまったのか、それとも一匹そのまま販売してしまったのかはわかりませんが、連絡が付かない1人が肝を口にしない事を祈るばかりです。

味彩館キッチン海ものがたりの場所

三重県多気郡大台町栃原1132-1にあるスーパーで、お店で作られる手作りの惣菜と新鮮な魚介類などが人気で、地域の人に親しまれている場所という事です。

ソウシハギとは

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ソウシハギはフグ目カワハギ科ウスバハギ属の海水魚です。

身体に青い波状の模様と斑点があるのが外見の大きな特徴です。

一方、カワハギはというと

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色は褐色で暗色縦帯、暗い縞模様があるのが特徴です。

また、カワハギは全長、最大30cmほどでソウシハギは全長50-100cmほどです。

以前ツイッターでも大きな話題になった事がありますが

ソウシハギを釣った方がカワハギと間違えてこれから食べると予告したところ、一斉に忠告を受けたという事がありました。

このように、普段から釣りをしている人でも見間違えてしまう可能性もあるという事がわかります。

ソウシハギに含まれているのは「パリトキシン」という海産毒素の一種です。

これはフグの持つ有名な毒、テトロドトキシンの70倍も強い毒といわれていて、発症までの時間は、3~36時間。

筋肉痛、呼吸困難、けいれんなどの症状を引き起こし、最悪の場合には死に至る恐ろしい毒です。

また、加熱しても毒性が失われない事も特徴です。

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ネットの声

あちこち,似たようなことがありそう。

以前,近所のスーパーで,「イワナ」と「ヤマメ」がパックで
売られていて表示が全部逆だったことがあります。

これは間違いではなく,知らなかったのであろうと思いました。

海の魚となると,売り場の方が知らない場合もあろうかと思います。

でも,市場の人は?
なかなか全部は分からないのかもしれませんが,
危険な魚は誰かが分かるようにしておいてもらいたいですね。

いずれにしても,身近なところに危険が潜んでいて怖いですね。

市場の人間か店の担当者、いずれかで気付いて食い止めて欲しかったですね。
ただ、店もパートさんレベルになると伝票に書いてあるのを信じてそのまま出してしまったかもしれないし、同業者として気持ちも分かるだけに店もある意味気の毒に思います。
市場担当者には同情の余地なしですが。

無事回収されることを祈るばかりです。

この魚、食べると本当においしいので,こまったものです。
毒がある場合と無い場合もあり、見分けつかないし。
自分ソウシハギの「肝」も食べたことがあるのだけれど,非常に美味。

食べるにあたっては,地元の人の「ここいらで『ホウキ』に毒なんざはいってない。」って言葉を信じたんだけどね。
※ 地方によってはソウシハギを「ホウキ」と呼ぶ

大きいから身もたくさんあるし,なんとか毒の有る無しの見分け方があればいいのに。

ソウシハギで中毒も死亡例もない
なぜ有毒魚にされているのかだが、一つの論文だけがその論拠
普通に食ってる地域もあるんだから、きちんと精査したほうがいい
パリトキシンを含む魚はソウシハギのほかにもアオブダイやハコフグがもっています。1953~2009年までの間に、これらの魚による中毒が少なくとも36件発生し、6人が死亡したといわれていますが、ソウシハギによる死者は確認されておらず、家畜が死んだという報告のみです。
卸たのは市場からだよね? 市場でも分からなかったの? 買い付けた人も分からなったし、釣った人間も分からなかったんだよね!怖すぎ。

上記の人がスルーだったら せめて最期の砦のスーパーで 販売する前に発覚してほしかった。買った人が死なないといいけど。これは 怖いよ。

購入者「食べたが元気」

新しい報道がありました。

購入したもう1名が判明したようで、その方は12日に同店に届け出たということです。

しかし、既に食べた後らしく「食べたが元気だ」と話しているそうです。

購入者は近隣の方らしく11日に購入した後、夜に鍋にして同居している2人と食べたといいます。

先ほども紹介しましたが、発症までは3~36時間と個人差があるため、注意が必要です。

まとめ

報道だと、店で皮を剥いで販売したようですね。

確かに冒頭の画像だけだとカワハギかソウシハギか判別するのは難しい気がします…。

実際に、ネットの声でも多く挙がっていましたが、どこで起こってもおかしくないと思います。

販売側の不注意で毒がある魚などを口にしてしまう可能性があると思うと恐ろしいですよね。

ただ、ソウシハギでの死亡例は今までなかったので、今回も何もない事を祈るばかりです。

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