児玉千明議員が白目を向いて解体中の獣肉と写真を撮りSNSにアップして炎上。杉本彩が代表の動物愛護団体が「命を軽視」したとして辞職を求める動き

児玉千明議員が白目を向いて解体中の獣肉と写真を撮りSNSにアップして炎上。杉本彩が代表の動物愛護団体が「命を軽視」したとして辞職を求める動き

児玉千明議員が解体中の獣肉と白目撮った写真をSNSにアップして炎上しています。

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炎上の経緯

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こちらではモザイクをかけますが、Facebookに児玉千明議員がこのような画像を投稿。

これが動物愛護団体の目に留まり、バッシングされる事となりました。

女優の杉本彩さんが代表を務める「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」はこの行動が「命を軽視するような行為」で不適切だとして児玉議員の辞職を求める要望書を福井県高浜町議会事務局に送付しました。

大人だけでなく子どもの倫理観の欠如を助長させることにつながる」などの声と共に、辞職させるように求めています。

ネットではこの炎上について様々な意見があります。

批判する声も擁護の声もどちらも非常に多く、児玉千明議員を守ろうとする動きも活発化しています。

児玉千明議員について

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名前:児玉千明(こだま ちあき)
生年月日:1988年11月26日
年齢:30歳
出身地:福井県
血液型:B型
職業:美容師、福井県高浜町議会議員
特技:狩猟

Instagram→@meiji420

Facebook→facebook.com/meiji420

茶髪にピアスにマツエクなどなど、猟師とは思えない姿に驚く人も多いですよね。

児玉千明さんが猟師になったきっかけは猟師の高齢化、後継者不足、また後述しますが鹿や猪による農林業被害など知った事がきっかけだったといいます。

自発的に銃猟と罠の免許を取得し、猟師としての活動をしています。

これは議員になる前の2014年に取得したものであり、議員として選出されたのは2015年のことです。

議員を務めている高浜町でも人口減少率は著しく、跡継ぎ不足や少子高齢化がかなり進んでいるといいます。

その中で児玉千明さんは町の希望といっても過言ではない存在です。

児玉千明議員は「残酷、きたないなどの鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的」として解体中の写真などをSNSに投稿していました。

批判の声

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擁護の声も

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魚ならいいの?

個人的には、辞職はするべきでなく猟師も続けてほしいと心から思います。

ぜひ、後継者不足に悩む猟師という職を広めるきっかけになってほしいです。

不快感を覚える人がいるのはやむなしで、炎上するのもわかります。

ただ、今回の炎上をきっかけに狩猟自体を禁止すべき、ジビエ料理は残酷なのでやめるべきなど、極端な叩き方もネットでは出てきています。

その叩き方だけは間違っていると断言したいと思います。

魚には痛覚がない、なんて昔はずっと言われていました。

半身を切り取って水槽に戻すとそのまま泳ぐ様子がテレビで放送された時は海外でかなり物議を醸した話題でもあります。

これは魚の神経系が動物よりも複雑に発達してないと考えられているからですが、最近の研究では魚もある種の苦痛を感じているという見方が広まりつつあります。

狩猟の際、解体する前に何をするのかはご存知でしょうか。

それは命を奪うための行為、止め刺しですね。

心臓を突いたり、ハンマーや木の棒で獣を失神させてから刃物で止めを刺したり、方法は様々です。

環境省の「動物の殺処分方法に関する指針」によると

管理者及び殺処分実施者は、動物を殺処分しなければならない場合にあっては、殺処分動物の生理、生態、習性等を理解し、生命の尊厳性を尊重することを理念として、その動物に苦痛を与えない方法によるよう努めるととも
に、殺処分動物による人の生命、身体又は財産に対する侵害及び人の生活環境の汚損を防止するよう努めること。

このような記載があります。

できる限り苦痛を与えないように、そして、生命の尊厳性を尊重するべきだとしています。

では、マグロの解体ショーなどはどうでしょうか。

また、生きたまま伊勢エビに包丁をいれて、そのまま食事として提供されるホテルなどもあります。

個人が狩猟した動物の解体の写真を面白おかしくあげる事について、尊厳を尊重していないというのはわかります。

でも、目の前で生きたまま捌いたり、ショーとして解体の様子を楽しんだり、批判している方にとってはそちらの方が地獄絵図なのではないでしょうか。

このような意見も多く挙げられています。

屠殺現場は残酷?料理された肉ならいい?

豚や牛などの飼育されている畜産動物に関して、その屠殺現場はかなり凄惨なものであるといいます。

牛の場合はボルトガン、豚の場合は電気ショックで気絶させてから頚動脈を切断するという方法が用いられるようですが、日本ではそのように気絶させる処理を行わずにいきなり頸動脈を切断する屠殺場もあるらしく、それが一時期かなり問題となりました。

ちゃんと気絶処理をしている場所がほとんどですけど、それでも慣れていない人が見れば今まで食べていた肉を食べる事ができなくなる人もいるでしょう。

基本的に、解体の見た目に関しては普段慣れていない私たちにとってはグロいものです。

それを目にする肯定をすっ飛ばして食卓に加工された肉が食事として出てきます。

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このような状態での肉は「美味しそう!」とインスタなりSNSなり笑顔で写真を撮る光景は珍しいものではありません。

解体中でも、調理された状態であっても、肉は肉です。

私たちはどのように動物の肉が処理され、その背景にどのような凄惨な現場があるかは知識として知っていても、それを目にする機会はあまりありません。

もし、幼い頃から父親、祖父などが猟師をしており、解体に慣れていたとしたら、解体の風景はそこまで残酷なものとして目に映るでしょうか。

ちゃんと食べる前提であるならば解体中に喜ぶ事と、調理された肉を目の前に喜ぶ行為にどれだけの差があるのか個人的にはわかりません。

配慮に欠けた行為として叩くのではなく、ただ屠殺自体が残酷だから狩猟を禁止するべきだと声高に主張する人はぜひ、焼肉やステーキなどを喜んでアップしている人にも噛みついてほしいと思います。

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猟師は害獣被害の対策も行う

まず前提として、猟師さんの活動の中には害獣対策としての活動があります。

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平成29年の鹿の被害は約55億円、猪の被害は約48億円でした。

これは十分に生活を脅かす数字であり、現在は駆除数は増えていながらも被害は減る事がなく、猟師という職業は後継者不足で悩んでいます。

被害はこれからも増え続ける見通しです。

これもリアリティの問題だと思います。

スーパーに並んでいる野菜、肉、生産や加工の段階を想像しない生活を続ける事によって、実際にどのような問題が背景にあるかを考える機会を損失します。

そのような中で、現状を知っている人は楽しんで狩猟をしてくれる若い人がいるのはありがたいと話す人もいます。

今回の炎上は、住んでいる地域などによっても印象が大きく異なるのではないでしょうか。

まとめ

一種の見方によると、畜産動物は人に食べられる事を目的と引き換えに、種の存続を約束された存在という見方もあるようです。

絶滅していく種も多い中、人が生きている限りは種として存続する事ができる。

それは幸なのか不幸なのかはわかりません。

ただ、共生の在り方ではあります。

美味しいから食べる。

基準はこれが全てで、人間以上に食に特化した生き物は他にいません。

その過程に色々な問題があるのです。

私たちは生命の死に慣れていません。

その観点からいうと確かに立場の問題もありますので、投稿された写真は不謹慎なものだったのかもしれません。

ただ、この問題に対して猟師自体を規制しろ、ジビエ料理は残酷、などというのは筋違いです。

倫理ってなんでしょう。

社会生活を送る上での一般的な決まりごとの事ですが、屠殺は社会生活から外れた行為でしょうか。

猟師を否定すれば農業にも多くの被害が出る事によって野菜の価格高騰にも繋がるかもしれません。

ただ、不快という気持ちだけで叩くのは想像力の欠如以外の何物でもないと思うので、猟師という職業の現状や、生き物を食べるなどの行為についての過程を色々と考えてほしいと思います。

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